美術科<2年制>

クラフトデザインコース / Craft Design

在学生インタビュー

来年は照明スタッフとして、舞台という「空間」をつくっていきます。

榊間 惟

クラフトデザインコース

私が奈良芸を選んだ理由
美術系の高校でデザインを学んでいましたが、高校展で木工の作品をつくって出品したら賞をもらったんです。モノづくりの楽しさに目覚めたのはその時からです。大学は「しっかり教えてもらえる」「自分のやりたいモノがつくれる」学校にしようと探しました。奈良芸のオープンキャンパスに来て先生から「君のつくりたい好きなモノをつくっていいんだよ」の言葉にビビッときて「この大学に決めた!」と思いました。大きな学校でない分、コースのみんながとても仲良しで先生もフレンドリー。授業以外でもコース仲間とパーティしたり騒いだりと楽しんでいます。
生活に関わるモノづくりをしたい
ウッドとレザーを選択しています。作品をつくるうえで考えるのは「家のここにおいて欲しい」「この人にこういうふうに使ってもらえたら…」人のことを考えて実用的なモノ、生活に関わるモノをつくっています。デザインも利便性とか使い勝手が良いとか考えているので、親には喜んでもらっています。ただ「もったいなくて使えない」と家に作品を飾られていますが(笑)。卒業制作は「水族館」がテーマです。ウッドでジンベエザメなどに取り組んでいます。
就職試験は体育会系
専攻科進学か就職で迷っていて就活が出遅れていたこともあり、第一志望の会社はすでに試験が終わっていました。家具もしくは舞台照明の業界で働きたいと考え、たくさん履歴書を送りました。そして東京の舞台照明会社の就職試験を受けたんです。高校時代、演劇部で照明係りをしていた経験があったから、そんな業界も希望していました。面接は集団面接だったんですが、もうドキドキでしたね。続いて実技試験がありました。ヘルメットをかぶって高い場所に上り、さらに横のパイプ台に乗り移りまだ上がる。それから一気に降りてくるという内容でした。下で試験官がタイムを測っているんです。私は高いところは平気だったし、天井の照明器具を動かすこともスムーズにいったので難なく切り抜けられました。文章を読ませるテストもありましたね。これって性格が出るので、私は大きな声でハキハキと読むよう心がけました。素の自分の姿を見せたのが良かったのでしょうか、内定をもらえました。
後輩たちへ
芸術系に入学する学生は皆、夢を持っていると思います。だから就職も自分のやりたいことを見つけてチャレンジして欲しいと思います。就職活動はしんどいけれど、あきらめず粘り強く頑張って欲しいですね。(大阪府出身)

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