美術科<2年制>
陶芸コース/Ceramic Art
1回生の学び
基礎を学ぶ
前期は、陶芸の基礎技法としての土づくりや道具づくりから、土もみ、手びねり成形、タタラ成形など各種技法並びに釉薬・焼成技法を学びます。後期にはロクロ成形の基本である土殺し・土取りから始め、湯呑み、平物、袋物、さらに円筒から丸花瓶へとロクロの技術および装飾・マチエール研究と一貫した学習で技を高めます。こうした体験学習から造形を厳しくとらえる力を養い、土をこねることを通して人間の存在の意味を問い、応用成形に進みます。
- ● 陶芸基礎準備
- ・ 土づくり
- ・ 道具づくり
- ・ 土もみ
- ● 手びねり成形
- ● タタラ成形
- ● 型成形
- ● 装飾技法
- ● ロクロ成形
- ・ 基本動作
- ・ 基本成形
- ・ 応用成形
- ● 土器制作
- ● 進級制作
- 手びねり成形
- 装飾技法
- 学外窯元研修
2回生の学び
表現力を高める
1回生で体得した基礎技法を土台に、高度な技法を駆使して課題制作に取り組みます。各種技法を応用した花器の制作、抽象作品(オブジェ)の制作、用と美を考えた器の制作、古典写しによる制作を重ねてオリジナリティーあふれる個性豊かな作品を生み出します。さらに黒陶窯・薪窯などさまざまな焼成の技法を習得します。
- ● 課題制作A
(各種成形技法) - ● 課題制作B
(抽象による制作) - ● 課題制作C
(用と美を考えた制作) - ● 課題制作D
(古典写しによる制作) - ● 穴窯制作
- ● 表現技法
- ・ 素地土による表現
- ・ 釉薬による表現
- ・ 焼成による表現
- ● 卒業制作
- 進級制作展
- 窯詰め
- 釉がけ