2022.11.14

専攻科展(クラフトデザイン)

• 広報室ブログ

秋晴れの日に、専攻科展(クラフトデザイン)にお邪魔しました。

この日は、クラフトデザインコースの美術科生が鑑賞に訪れ、作品の紹介を聞く機会でした。

 

一軒家を改築されたギャラリー『maru room』さん。

10月始めに『maru room』さんに下見に行きました。専攻科生(クラフトデザイン)と卒業生や招待作家さんを交えた展示で、展示場所を選ぶところから始まりました。

 

作家として活躍している卒業生の話は、下見に来た時に作品の見せ方をイメージし展示方法を考え始めたこと、

奈良芸を卒業してからの作家活動など、現在進行形の話は有り難いです。

また、専攻科生の話も日頃どのように作品に向かって制作しているのかを聞くことができ、美術科生は自分に置き換えて聞いていたと思います。

コース主任の濱先生の講評は、学生それぞれの制作中の話など先を見据えながら指導され、「こんな細部にまで気持ちを込めて制作・展示しているんだなぁ〜」と、制作意欲を湧かせる話でした。

 

観光で『maru room』の前を通りかかった観光客の方もギャラリーに来られたり、同じ期間にやっていた陶芸コース作品展に行った卒業生や在学生なども来ていました。

作品展は、準備から搬出まで大変なことも多いけれど、専攻科生・美術科生がお互いに刺激し合えるような充実した経験になったと思います。