広報室ブログ

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2024.09.24

宇陀市ツアー!

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官学連携プロジェクト関連でデザイン広報サークルの学生2名が奈良県宇陀市を訪問。

宇陀市の場所は奈良県と三重県の境辺りにあり、かつては3つのお城があり、特に宇陀松山は商屋町として繁栄し、現在は重要伝統的建造物群保存地区(伝建)となっています。

まずは、今回の依頼内容や宇陀松山城についてのお話を聞かせていただきました。

ここでのキーワードは「破城(はじょう)」

「破城」とは、日本の戦国時代から江戸時代にかけて行われた、城を崩し廃止することで、 城割(しろわり)とも呼ばれています。
そして、宇陀松山城は日本で唯一「破城」についての書状が発見されているそうです。

話を聞いて、さあ!宇陀松山城へ!
宇陀市文化財課の学芸員さんに案内してもらいながら登ります^^

外敵の侵入を防ぐ「堀切」の跡(画像右)も残っています。

「破城」の痕跡となる、城壁の角を徹底的に壊した跡(画像左)や敵が怖気ずくような突き当たりの城壁など、守りの硬い城だったんだな〜と感じながら

本丸跡に到着!
スカッとした広場が広がります。

ここで出土した鬼瓦の話やこれからの発掘調査の話など聞き、当時の状況をイメージ。

本丸からの眺めが奈良県景観資産に登録されていて、大峰山脈を一望できます^^

さらに天守閣跡へ登ります!

あ!?天守閣にある石碑には、新10000円札の澁澤榮一(渋沢栄一)書と刻まれていました!

下山して、次に訪問したのは、宇陀松山会館(旧 松山町役場:明治期)!

発掘された鬼瓦のレプリカや薬草染め展示もされています。宇陀は薬草の町でもあるんです☆

次は、旧 細川家の住宅であり、薬問屋だった宇陀市歴史博物館「薬の館」へ!

ワクワクする看板の数々が!

襖絵や竈門、五右衛門風呂など昔の様子を見られます^^

ラストは!宇陀市総合センターで開催されている「発掘された宇陀の城郭跡」展へ!

可愛い犬の形をしたものや厳つい鬼瓦、

日本でここだけでしか見つかっていない!?雷神鬼瓦、像形瓦製品も!

現地で実際に観て聞いて感じて、イメージが膨らんだと思います!
どんなモノが出来上がるのかお楽しみに〜^^

 

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