広報室ブログ
もっと奈良芸!
2021.06.25
釉薬、つくってます。
- 広報室ブログ
陶芸コースには学生と先生の手づくりの穴窯があります。
その隣で作業中の美術科2回生と大塩先生がおられました。
ちょうど制作で使う『釉薬』を作っていました。
陶芸コースの美術科2回生の授業です。
この日は、先日“線香”で作った釉薬が少なくて追加分を作っていました。
そして、窯場では鳥の骨も燃やして釉薬を作っていました。
上記の写真は、鹿の骨(左下)とダンボール&新聞紙(右下)が材料の釉薬つくりの作業途中です。
釉薬の材料は、様々!
大塩先生に今までで印象に残った釉薬の材料を聞くと、”コーヒー豆”だそうです。
大量の豆を釉薬にしても出来上がると、100分の1程度の量にしかならなかったそうです。
他にも、卵の殻や貝殻などもあります。
赤土、白土の違い、焼成時の酸素の有無などで色の幅が広がります。
どんな作品になり、どんな色を出してくれるんでしょう(ドキドキ)
土を使った造形と、釉薬の色、作品制作は無限に広がります。