広報室ブログ
もっと奈良芸!
2022.10.06
陶芸コース 穴窯
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涼しくなってきた10月ですが、(*^^*)
夏の暑さ真っ只中!の7月の陶芸コースの様子です。
陶芸コースで『須恵器』の穴窯焼成が行われました。
1週間前、美術科生が中心になり薪割りをしました。
丸太は機械で大まかに割り、その後斧で割っていきます。
汗と埃にまみれ大量の薪を準備します。
穴窯焼成当日、
朝8時開始です。
約12時間かけて目標の1150度まで徐々に窯の温度を上げていきます。
地元(久米町周辺)の土を混ぜた『須恵器』。
学生たちは、熱い窯の前で炎を見ています。
だんだんと温度が上がってきました。
酸化と還元を繰り返す穴窯の温度に合わせ、3人1組になって薪を入れます。
窯の蓋を開け、薪をくべる、3人の息がぴったり合います。
夏休み明け、学生たちは穴窯から『須恵器』を取り出しました。
協力しての制作は、学生にとって良い経験になったと思います。
10月11日(火)からは陶芸コースの進級制作展が本学聖心会館ギャラリーで始まります。
こちらは、個々の作品を楽しめる展示です。