広報室ブログ

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2022.11.22

札の辻巡り

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奈良芸デザイン広報サークルで取り組んでいる産官学連携プロジェクト「御城印デザイン

大好評のプロジェクトから派生して、橿原市宇陀市合同プロジェクトが動き出し、
橿原市にある旧旅籠「札の辻交流館」と宇陀市にある旧旅籠「あぶらや」を学生と取材に☆
どちらも昔の主要道路で、いろんな案内札を掲示していた「高札場」があった為、札の辻と呼ばれたそうです。

そんな札の辻のまずは、橿原市の札の辻。
日本最初の国道交差点と言われている地に建っています。

橿原市の観光政策課の方と中に入ってリサーチ開始!

学生は、修復前の建物の様子や、襖の金具、欄間(らんま)の彫刻などをじっくり見ていました。

絵や半被(はっぴ)にも歴史を感じます。

次は、宇陀市の札の辻に建つ「あぶらや」へ!

石碑には、左「あを越え道(初瀬街道)」右「伊勢本街道」と彫られています。

宇陀市文化財課の方とボランティアガイドの方に案内され、中に入ると土間が奥まで続く空間が広がります。

井戸のある台所。

上を見上げると

屋根までの吹き抜け。煙が上へ抜けるように作られています。

お宝や泊まった人やお金の流れを記帳した冊子も。

食事の様子も再現されています。

2箇所の札の辻を回りましたが、建物の作りや雰囲気も異なり、昔の方の様子を感じられました。
この取材からどんなものが生まれるのかお楽しみに!

以前制作した御城印の販売もしてますよ〜

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