美術科<2年制>

デザインコース / Design

在学生インタビュー

身の回りのモノをキャラクターにして、アニメーションを制作

岡 淳美

デザインコース

卒業制作展で優秀賞を受賞しました。
生活の中で何気なく使っている電気、火、水などをキャラクターにしてレトロなタッチでアニメーションにしました。工夫したのは、質感や雰囲気をどうリアルに表現するかです。イメージにあった素材をスキャンしパソコンに取り込み、自分の絵と組み合わせて表現しました。動物の足の動きや、場面の移り変わりなど、どのように動かすとより自然な感じになるのか試行錯誤しながらの制作でした。普段の生活の中のモノを動物や妖精のキャラクター化することで、楽しいモノが身の回りにあることをメッセージとして伝えたかったんです。もともと、身の回りのモノをキャラクターにするのが好きで、炊飯器のボタンが鼻に見えて、以前炊飯器をキャラクターにしたこともあります。受けましたね(笑)。
思い出は大学祭
友だちと模擬店を出店しました。1回生の時は「コーンスープ」2回生では「だんご」です。たくさんの人に買っていただいてすごく楽しかったですね。ただ、大学祭前は模擬店の準備の他に、作品展の制作もありますから大変でした。アニメやエコバッグや絵本などいろいろ課題制作も山積みでしたから。でもクラスの仲間たちと刺激し合って、励ましあいながら課題に取り組めた時間は、私にとってかけがえの無いものでした。奈良芸で学んで良かったと思っています。
まもなく卒業
就職は地元の印刷会社、サヌキ印刷に内定しました。就職活動はキャリアサポート室の先生にアドバイスをもらいながら1回生から動きました。希望の職種に決まってほっとしています。自分のデザインしたモノが世の中に出回るという夢が、就職することでいよいよ実現しそうです。大学での学びが現場で生かされるよう頑張りたいと思います。
後輩たちへ まず行動力
何にでも興味を持って試すことです。そして思いついたことはアプローチすることです。たくさん試して、自分の引き出しをいっぱいにしておくことは必要です。きっと自分らしい表現がその引き出しから現れてきますから。(香川県出身)

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