広報室ブログ
もっと奈良芸!
2022.01.27
陶芸コース 黒陶制作
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1月の下旬、陶芸コースで “黒陶”制作が行われました。
“黒陶”は、数年ぶりの制作です。
こんな所に陶芸の窯があるなんて!!
通常の窯場とは別の場所に窯があります。
美術科2回生、専攻科1・2回生が作品を焼いています。
「あと、5度。」
「…あと、1度!」
窯の中の温度が420℃になったら、バーナーの火を止めて、新聞紙に包んだ松の葉を投入!!
ものすごい煙が窯から出てきました。
窯を塞いでいたレンガの隙間からも出てきます。
煙で目も鼻もイタい。
しかし、泥でレンガの隙間を埋めていきます。
目はショボショボ( > < )、手と服はドロドロ、これも陶芸の醍醐味!?です(⌒-⌒; )
その後、交代で隙間から出てくる煙を泥で塞ぎます。
翌日、窯出しです。
まだ少し、窯の熱さが残っています。
どんな感じに燻され、焼きあがっているのでしょう‥。
泥を剥がし、重い板を外して開けると、
「めっちゃ、いい感じ〜」
「かっこいい!」
など、黒陶ならではの焼き上がりに学生たちは笑顔になっています。
窯の中には、炭になった松の葉もキレイに燻されていました。
貴重な焼成方法を体験した2日間でした。