美術科<2年制>

クラフトデザインコース / Craft Design

卒業生インタビュー

今はカフェ・雑貨店のオーナー。”つくる”というシチュエーションでは、いつの間にか奈良芸で学んだことを生かしていました。

進藤 樹里

クラフトデザインコース

今の仕事
福岡市で小さなお店をしています。カフェスペースのある雑貨屋『MARKT(マルクト)』です。築27年のリノベーションアパートの1階に位置するお店で建物内でのイベントの企画・運営も行っています。店内ではドイツをメインにヨーロッパの雑貨を販売していますが、ハンドメイドの作品を展示販売するスペースも設け、”つくる人”を応援しています。時々自分の手づくりのモノも出しています。卒業後海外へ行きたいとの思いがあり、語学を学ぶため半年間ドイツへ行きました。帰国して数ヶ月後、ドイツにある日本食レストランのスタッフに採用が決まり再びドイツへ。現地でその後日本人の経営する別の会社に転職、インターネットカフェの立ち上げにスタッフとして勤務し3年半後に日本に戻りました。東京の旅行会社で7年間勤務した後、2010年に福岡に移住、カフェ・雑貨店『MARKT(マルクト)』をオープンしました。
私の学生時代
教員という道は選びませんでしたが、教職課程をとっておいて良かったと思っています。自分の母校で教育実習ができたことや、授業でも多くのことを学びました。
日々の授業でも少人数制ということもあって、先生方と仲良く楽しかったことが思い出です。他の学校に進学した友達の話では先生と”仲良く話す”なんてあり得ないと聞いていますが、奈良芸では『ほっこりしてあたたかい』雰囲気でした。また、大学祭の実行委員長をしたことも良い思い出です。イベント好き(企画・運営の方)は、ここから始まっているのかも?
いろんな仕事に就きましたが『つくる』というシチュエーションでは、いつのまにか自分が奈良芸で学んだことを生かすことができたと思っています。器用でもない私が”器用だね!”と言われるようになったのも、たくさんのことを学んだからだと思います。
目標
大好きな旅をもっとできるように、『MARKT』の経営をまずは安定したいと思っています。いろんなイベントを行い、自分の店をより多くのお客様に知っていただけるきっかけをつくっていきたいです。それから語学をスキルアップして、新しいビジネスにもチャレンジしたいですね。
後輩への応援&アドバイス
国内、海外に関わらず旅をして自分の知らないモノをいっぱい見て学ぶことが大切だと思います。また、奈良芸周辺には、歴史の教科書に出てくる遺跡・名所がたくさんあるので、学生の間に散策することをお勧めします。旅をしたり、買い物したり、おいしいものを食べたり、ちょっと高めの服を着たりすることも若いうちだからできること、チャレンジの一つだと思います!たくさんの経験はいずれ役立つ時がきっとあります。積極的に何にでも挑戦して学生生活を楽しんでください。 (鹿児島県出身)

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