美術科<2年制>

デザインコース / Design

卒業生インタビュー

ビジュアルでしか伝えられないことを追求。カタログと映像で人の心を動かしたい!

福田 悦司

デザインコース

この仕事の魅力・やりがい
主に携帯電話のセールスプロモーションを手掛けています。セールスプロモーションとは、広告やディスプレイなどで商品の魅力を伝え、消費者の心を動かすこと。私たちが手掛けた機種が、携帯会社のなかで販売台数1位になったこともありました。「売れた」と聞くと純粋に嬉しいですね。自分のデザインが「人の心を動かしたのかな」という実感が湧いてきます。今の会社でカタログと映像広告を担当しているのは私だけなのですが、映像づくりを始めると印刷物にない面白さに引き込まれました。表現の仕方って無限にあるので、まだまだ追求する余地があるのもデザインの魅力。“伝えること”を色んな角度から考える楽しさを味わっています。
今の課題は“後輩の育成”です。デザインで大切なことをもっと上手く後輩に伝えられるようになっていきたいです。
私の学生時代!
デザインコースを選択したのは、単純に「デザイン」という響きがカッコよかったから。正直に言うとグラフィックデザインに思い入れもなく、あいまいな進路決定でした。それが2回生のときに現役デザイナーである先生の授業を受けて、デザインに夢中に。授業は実践的で、名刺作成から文字の詰め方、バランスの取り方など、まさにデザイナーの仕事体験といった感じ。心の底から「おもしろい!」と思いました。実際に働きはじめると、この授業で教わったことは納得することばかり。デザインで一番大事な「情報の整理」を理解できたのも、この授業です。デザインの考え方も技術も、そして醍醐味も教えてもらいました。
後輩への応援&アドバイス
興味があれば、何でも挑戦してください。グラフィックから写真、映像、Webまで全てに興味があるなら、その全てに挑戦してもいいと思います。実際にやってみることで面白さがわかりますし、幅広いことに取り組めば多角的な視点が身につき、必ず将来に役立ちます。奈良芸は少人数で人間関係が密なので、卒業後も先生や同期との交流が盛んです。他コースの同期ともフェイスブックなどを通じて情報を交換しているのですが、嫉妬するほど面白いことをやっている卒業生ばかりです。今でも身近なところに刺激を与えてくれる存在がいるのは有り難いことですね。先生を交えた飲み会も頻繁。卒業したあとも奈良芸の魅力を感じています。 (大阪府出身)

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