美術科<2年制>

日本画コース/ Japanese Painting

松岡千瑛

ファッション性を生かした日本画を!

松岡 千瑛さん

日本画コース
専攻科2回生

『第46回日春展』の入選作品について?
この作品は私の一番大切な存在、猫の“ミーコ”を描きました。自分の好きなモノを描いていると感情も入るし、絵に集中できるから(笑)。こだわったのは、新しい作風に挑戦して絵に立体感を出したこと。紙粘土で盛り上げてその上から岩絵具で描くという作業、ケーキの上の生クリームや靴の装飾など細かい部分でその手法を使いました。初めての試みだったので、まず小品でいろいろと試し、上手くいったのでこの作品に取り入れてみました。自信はなかったんですが、先生からのアドバイスもあり出品したら、日春展で初入選できました。自己満足だけで無く、人にも評価されたことが本当に嬉しかったです。
実は卒業後に日本画を続けるか迷っていたのですが、今回の入選で吹っ切れました。今までに無いくらい制作に熱が入っています。これからも、おしゃれな同年代の女の子から「かわいい!」って言ってもらえるようなファッショナブルな作品を、あえて日本画で描いていきたいです。
日本画の魅力
描いていてすっごく思うのは自分の内面が露骨に出るところ!過去の作品で振り返ると、この時期はどんなことで悩んでいたのかだいたいわかります。そんな精神性や日本画独特の色調、自由な表現、様々な可能性がある日本画の魔力にはまっています。
私は自然の風景や植物より、自分の好きなモノやおしゃれな空間をモチーフに描くのが好きで、そのモノへの思いや空間の密度を表現することに意識しています。次は憧れの人魚を描くことに決めました。和歌山の白浜の海に行ったり、裸婦をスケッチしたり、大阪の海遊館で魚や珊瑚のスケッチをしたりと、自分にしか描けない人魚を描くために構想に浸っています。
将来
デザイン関連の仕事に就ける企業を中心に就職活動をしています。クライアントさんの100%の期待を超えて満足してもらえるモノを創りたいと売り込んでいます。そんな甘くないし難しいと思うけど、デザインの仕事をしながら日本画も描き続け、いつか胸を張って「日本画家です」と言える人間になりたいです。(愛媛県出身)

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